2020-02-26

Tillandsia bulbosa ‘Mini Brazil’


頂芽優勢が欠格したタイプのモンストローサだと思います。
普通のブルボーサでさえ植物にあるまじき奇抜な姿ですが、石化した本個体はもう怪物的です。
「bulbosa mini brazil」で画像検索すると、通常のT.bulbosaとあまり変わらない姿の個体から、この個体と同等のものまで色々なタイプが同名で流通しているようです。



混みすぎたのか群生の一部が枯れたので割った。

2020-02-24

しっぱい


ティランジア・ストリクタの花穂が成長不良。
夏から秋に高温すぎたか、乾燥させすぎたのが原因だろうと思う。栽培が楽なはずの普及種も満足に咲かせられない。凹む。

そもそもこの株は去年の開花シーズンに充分に開花するはずのサイズになっていたのに咲かなかった。

購入時は葉が黒っぽかったのにウチでは緑になってしまったので、照度不足かと思い直射日光に近い光を当てていた。それでもウチでは葉が黒くならなかった。生産者の栽培環境はもっと涼しかったのかも。

今年は少し遮光して、湿度も保とう。

Chiloschista sp. 子宝咲き?


キロスキスタが好きなので、東京ドームラン展で初めて見たラオス産の不明種を購入した。気に入ったので2株買ったのだけど、一方の株はきちんと開花しているが、もう片方の株は花がきちんと開かないっぽい。



花をよく見てみるとおかしなことになっている。写真はスマホでズーム撮影してさらに無理やり拡大したので画像が良くないけど、花弁が多いのは見える。
どうも子宝咲きのような?



終わりかけの花を切って分解してみた(コレも写真はスマホ撮影なので画像が悪いけど)。やっぱり子宝咲きっぽい。ルーペで見ると開花しているすべての花が同じだった。

キロスキスタの子宝咲きとかマニア度が高すぎる。けど地味すぎて誰も気づかず、そして誰も欲しがらない代物だと思う。綺麗か?と聞かれると、間違いなくノーマル花の方が綺麗。変な個体を引き当ててしまった(嬉しい)。


追記:
その後に1株追加で購入して変異個体+定形個体2株。写真を撮りなおした。



定形個体の花。右と左の花茎は別個体なので花色が違う。

2020-02-17

東京ドーム蘭展


正直、これが日本大賞なの?という感想。
自分は整形花パフィオには興味がないので、この株の凄さが分かるだけの知識や目がない上での感想だけど、全体の姿が整っていなくて暴れている印象で気品や凄みが伝わってこないし、鉢カバーのチョイスが最悪で安っぽく見えるので、ホームセンターで売っていそうとさえ思ってしまう。
栄えある「日本大賞」なのだから、お金を払って見に来た一般入場者に「凄い!さすが!」と感銘を受けるようなセレクトや見せ方が要るんじゃないかなあ?
現に、初日の夕方に大賞の展示に人だかりがなかったし。

Tillandsia stricta, Cristate spike form



花穂が綴化するストリクタ。
去年、開花前の株を買った時に、株をかなり充実させないと綴化しないと言われていたのに…



5つ出た子株を株分けも肥培もしなかった結果がコレ。今年はちゃんと施肥しないとなー。
ということで、



花穂はカット。

2020-02-07

Tillandsia ionantha var. stricta, Always red form


いつも色付いているイオナンタ。普段は赤じゃなく海老茶色だけど開花時に緑が抜ければ強烈に真っ赤になるんじゃないかと期待中。

寒くて暑い…


約2年間の栽培棚の温度ログ。

左端は2018−01−07、中央の少し濃い縦線が2019−01−01、右端近くの縦線が2020-01-01。
左側の3ヶ所でグラフが下に突き抜けてるのは測定エラー。右の方のデータ欠落は2019-10にロガーが壊れたため。

全期間での最低温度は3.7 ℃で、これはヒーターが点いていなかった日なので例外的。とは言っても最低温度が10 ℃未満の日は多いし、12月-1月はほぼ日が当たらないので最高気温も20 ℃未満の日がほとんど。
最高温度は44 ℃で、盛夏は40 ℃超えや最低温度が30 ℃以上という日も普通。

2020-02-02

Tillandsia sprengeliana出蕾中とか


買った時にかなり小さかったので開花まで2-3年はかかると思っていたけど、意外と成長早くて1年で縦横とも倍くらいになり花穂出てきた。気づいたのは年末。



こっちは今日気づいたTillandsia ixioidesも出蕾。イキシオイデスの花を見るのは久しぶりなんで楽しみ。開花はまだ先だけど。



Tillandsia ionantha var. stricta forma fastigiataがあまり色づかずに咲いてて見過ごすところだった。



なんとなく撮った太めの方のTillandsia minutiflora
細いヤツよりも成長が遅い。

Tillandsia ionantha var. vanhyningiiとか咲いた


Tillandsia ionantha var. vanhyningiiの真っ白なヤツ。



Tillandsia ionantha ‘Grande Rio’ 大型でオレンジ系。
先月買ったばかりのお土産花。

2020-02-01

Eriospermum paradoxumEriospermum dregei


ネズミに齧られて地上部が無くなっていたEriospermum paradoxumが新しい葉を出してくれた。ちっちゃいけど。



4年前に輸入した5球のEriospermum dregeiの中でこの1球だけは1度もエネーションを出していない(芋のサイズは他の4球と同じくらい)。調子が万全じゃない?エネーションを出しにくい個体?