2022-02-20

Tillandsia stricta 'Mana'
ティランジア・ストリクタ ’マナ’ など

Tillandsia stricta 'Mana' , ティランジア・ストリクタ ’マナ’
花苞や花弁に絞り模様が入る変異個体のTillandsia stricta 'Mana'が出穂してきた。

写真は絞り模様が密に入った部分を撮ったけど、実際には殆どの花苞に濃色の筋は入らず、花穂全体で1〜数ヶ所くらい、しかも色のコントラストも控えめなのであまり目立たず、よく見ないと絞りには気づかないかもしれない。花苞と花弁に絞りが入る変異なんてブロメリア全体を見渡してもとても珍しく貴重なので、これ以上求めるのはワガママだと分かってはいるけど、もうちょっと絞りが派手に入り、濃淡もくっきりしていたら綺麗なのになあ…と思ってしまう。


こちらは花穂が綴化するストリクタ。

去年ネズミの食害に遇って葉がボロボロ…なので花穂はごく小さいけど、それでも僅かに綴化しているらしく少し変形した花穂を出してきた。


2022-02-13

Tillandsia ionantha 'Fuego', Linear leaf form
ティランジア・イオナンタ ‘フエゴ’ 直線葉タイプ

Tillandsia ionantha 'Fuego' ティランジア・イオナンタ‘フエゴ’Tillandsia ionantha 'Fuego' ティランジア・イオナンタ‘フエゴ’

葉が反らず直線状なタイプのイオナンタ‘フエゴ’。ナゼかこういうフエゴが欲しくなった時期があって、すぐに見つかるだろうと思って探し始めたら…子株もふくめて全ての葉が先までシャキッと真っ直ぐなホウキのように育つ個体というのは意外となかなか見つからなかった。

ようやく見つけて入手した群生株を分割して(2枚目の写真)、環境の違う複数箇所に分けて3年育てているけど、いずれもシュッと真っすぐな葉のまま育っている(1枚目の写真は、2枚目の写真の左下の株の現在)ので、固定した形質だと思う。

少し締まりが足りないT. ionantha var. stricta forma fastigiata(ピーナッツ)みたいじゃないか?と言われれば、そんな雰囲気にも見えるけど…成長速度や育ち方はピーナッツとはぜんぜん違ってフエゴそのもの。

この個体のちょっと残念なところは、フエゴとしては赤みが強い方ではないこと。開花時はもちろん真っ赤になるけど、普段は写真の程度であまり赤みが差さない。