2022-03-26

Muscari macrocarpum
ムスカリ・マクロカルプム

 Muscari macrocarpum ムスカリ・マクロカルプム

マクロカルプムが絵袋入りの球根として出回り始めた頃、多分10年くらい前?に植えたムスカリ。2球植えて今も2球のまま、増えも減りもせず毎年決まって2本咲く。朝しか日が当たらないせいか、こうしてダラっとしてしまうのも毎年恒例。

この場所はカタクリとかはご機嫌に育つけど、ムスカリには日が足りないみたい。


2022-03-24

Tillandsia stricta, Deep color form
ティランジア・ストリクタ 濃色花

Tillandsia stricta, Deep color form ティランジア・ストリクタ濃色花

めっちゃ濃色のストリクタが咲いた。

2年前にRainforestFlora由来の普通のストリクタの中から葉がすごく黒かったので買った株。ウチの棚は日射が弱めなので、葉色は先端がやや黒っぽい程度になってしまった。

小苗だったので咲くまでに2年かかってしまい、しかもまだ体力が足りなかったのか花序の先半分くらいがシケちゃったけど、花色の濃さにびっくり。

ここまで花色が濃いとアエラントスあたりとの交雑を疑いたくなるけど、姿や触感などはソフトリーフのストリクタそのもので交雑を思わせる要素は無いと思う。


Tillandsia stricta, Deep color form ティランジア・ストリクタ濃色花

花苞の色も普通よりやや濃い。

次回の開花で花序がシケずに咲くのを見るのが楽しみ。


2022-03-19

Tillandsia ionantha 'Evolution'
ティランジア・イオナンタ ‘エヴォリューション’

Tillandsia ionantha 'Evolution' ティランジア・イオナンタ ‘エヴォリューション’
つい最近買った'Evolution'なるラベルの付いたイオナンタ。フィリピンのナーセリーから入荷したとのこと。海外ショップのサイトに'Evolution'の出荷元からの情報として「'Fuego'と'Rubra'の掛け合わせ」という記述があったけど、それは怪しいと思う(当の海外ショップも間違いだろうと書いていた)。


Tillandsia ionantha ティランジア・イオナンタ
こちらは5年ほど前の東京ドームラン展で購入したイオナンタ(ウチに来て2年目の写真)。並べてあった200〜300本の普通のイオナンタの中に、数本だけ明らかに雰囲気が違うのが紛れていたので買ってきた株。売っていたのはアジア系海外店舗だったのは間違いないけど店名は憶えてない。この株、‘エヴォリューション’とそっくりだと思う。


Tillandsia ionantha ティランジア・イオナンタ
2枚目の写真の株の最近の姿(水やりが少ない場所なので当初よりコンパクト化してる)。多分‘エヴォリューション’もこんな感じに育つんだろうと思ってる。


2022-03-15

紅梅の色

紅梅を強剪定した。ちょうど満開で切るのはもったいなかったけど。隣家にはみ出しているし、大きくなりすぎているので仕方ない。

紅梅って花だけじゃなく木質部も紅くて、シュレッダーにかけると紅いチップになってとても綺麗。初めて紅梅を強剪定した時には太めの枝を鋸で挽いたら桃色の鋸屑が出てきてビックリした。

あと、梅の枝をシュレッダーで裁断しているとクマリンの香りが漂ってきて桜餅を食べたくなる。

2022-03-11

Tillandsia ionantha
Crested Guatemalan giant form
ティランジア・イオナンタ綴化
グアテマラ産 大型タイプ

Tillandsia ionantha, Crested form ティランジア・イオナンタ綴化(クレステッド)

2015年にグアテマラで採集された大型タイプのイオナンタの中から見つかった綴化株。この株は時々ほんのりと赤くなる。そのたびに、開花して綴化終了になるんじゃないかとハラハラする。今回はわりと赤みが強い…低温で発色しているだけで開花の予兆じゃないと信じたい。マジで咲かないで欲しい。2年前に開花した時は幸い綴化が継続したけど。


Tillandsia ionantha, Crested form ティランジア・イオナンタ綴化(クレステッド)

写真で左右に出ている芽は一昨年の夏に開花した後に吹いた普通芽で、それなりの早さで育っている。でも綴化部分の成長はとってもゆっくり。

綴化や石化は成長点の拡張にエネルギを割くからか、普通芽よりも成長がゆっくりな傾向はある。けど、それにしてもこの株の綴化部の成長はずば抜けて緩やかに感じる。

2022-03-08

Tillandsia jonesii
ティランジア・ジョネシー

Tillandsia jonesii ティランジア・ジョネシーTillandsia jonesii ティランジア・ジョネシー
Tillandsia aeranthosと区別が付きにくいくらいに似ている。ウチの個体に関して言えば、花苞同士がやや離れていて花数が少ない、花弁が細長い、花穂が上向き、などがアエラントスとの外観的な違いに見えるけど、個体差もあるだろうし、見分けのポイントとしての確証はない…。まして花が咲いていない時は全然見分けられない。

丈夫でよく育つけど、芽数はわりと殖えにくい様子。

タイトルのカタカナ表記は「ジョネシー」にしたけど、献名されたJonesさんがどこの国の人なのか知らないので、もしかすると「ヨネシー」か「ホネシー」が正しいのかも?


2022-03-06

Tillandsia stricta 'Mana'
ティランジア・ストリクタ ’マナ’

Tillandsia stricta 'Mana' ティランジア・ストリクタ ’マナ’

T. ストリクタ ‘マナ’の花は基本は白花で、それに青紫の絞りや斑点が入っている。花苞の絞りはさほど目立たないけど、花が咲くとピンク・白・青紫が入り乱れて、普通のストリクタよりも明らかに華やか。


Tillandsia stricta 'Mana' ティランジア・ストリクタ ’マナ’

花序ごとに少しずつ花色が違うのが表情豊かで面白い。絞りの安定性に関しては、この一株しか育てていないのでまだ何とも言えない。


Tillandsia stricta 'Mana' ティランジア・ストリクタ ’マナ’

開花時には花苞の絞り模様が少しクッキリする。


出蕾しなかったストリクタを何気なく手にとったら違和感が…違和感の元はなんだろう?とよく見たら…コレ綴化してないか?!

この株は花穂が綴化する個体で、普段は正常に育って花穂だけが綴化するのだけど、たくさん増やしていけば成長点が綴化する株も出てくるかもしれない…と淡い期待はしていた。もう少し育たないと、本当に綴化しているかどうか確信はないけど。


2022-03-03

Eranthis hyemalis
オオバナキバナセツブンソウ

Eranthis hyemalis オオバナキバナセツブンソウ
今年も庭の南東隅でオオバナキバナセツブンソウが咲いてくれた。周囲がパァっと明るくなるような、特に朝日が当たっていると輝かしいばかりの黄色の花で、我が家の庭に一番早く春を持ってきてくれる草。

栽培困難というわけではないけど、少し気難しいところがあるらしくて、どこに植えても育つ植物ではない。朝だけ日が当たる柿の木の下に植えて15年くらい、割りとご機嫌に育ってくれている。でもベストな環境ではないようで、毎年多量に生えてくるこぼれ種からの実生苗は夏の暑さや冬の乾燥を乗り切れず、開花まで育つのは極々わずか。それに何回も採種しては庭のあちこちに蒔いてみたけど、他の場所には全く居着いてくれない。

マメな人なら鉢に播種して2-3年育苗してから庭に下ろせば、この一角を黄色い絨毯にできるんだろうけど…


2022-03-01

紅梅

紅梅

庭の紅梅が咲き始めた。梅が咲くと春がもうすぐという実感が高まるし、例外的に寒い日はあっても、平均的には最低気温が氷点にならない季節になったと感じる。春夏秋冬それぞれの四季とも好きだけど、やっぱり春は待ち遠しい。

庭の南側に植わっているツゲがかなり大きくなっていて、ビニールハウスへの冬の日中の日差しを遮っていたので先日伐採した。ハウスへの日当たりは格段に良くなって、12時から15時にかけてのハウス内の温度も伐採前と比べて7度〜8度も上がった。日中の最高気温不足に悩んでいたのがバカみたいで、もっと早く伐っておけばよかった…。逆にピーク温度の上がり過ぎと、湿度不足に気をつけないとだな。